ウリビョル1号、韓国初の人工衛星

1992年8月11日午後8時08分20秒!韓国初の人工衛星であるウリビョル1号が成功裏に打ち上げられました。この日の衛星打ち上げは世界で33回目で、アジアでは日本、中国、インドに次いで4回目でした。また、韓国の宇宙開発の歴史の第一章を開く瞬間でもありました。これまで外国技術だけに依存していた韓国が初めて開発した科学実験用小型衛星であるウリビョル1号は、たとえ重さ48.6kgしかない小さな大きさでしたが、非常に大きな意味を持っていました。

その理由は、今後本格的な宇宙時代を切り開く重要なきっかけになったからです。今日はこのように、韓国の宇宙開発史に一線を画した「ウリビョル1号」についてご紹介します。ウリビョル1号は1989年から1993年までKAIST人工衛星研究センターの研究陣27人がイギリスのサリー大学との共同設計製作過程を経て誕生しました。ウリビョル1号は高度800km上空で地球の周辺を回りながら各種実験を行いました。まず、地上から13m離れた距離で白黒写真を撮影し、また韓半島の地図を作成し、音声情報送受信試験、そして太陽電池パネル展開試験など、計116種類の任務を果たしました。そして翌年の1993年9月26日にはウリビョル2号が打ち上げられ、1999年5月26日にはウリビョル3号が相次いで打ち上げられました。その後、2003年天文観測用科学技術衛星1号2005年多目的実用衛星アリラン1号2006年通信海洋気象衛星千里眼2009年羅老科学衛星2013年静止軌道複合衛星千里眼2A/2B号2016年次世代中型衛星2020年月探査軌道船2025年月探査着陸船2030年火星探査船まで···現在、我が国は独自の宇宙開発能力を確保するために絶えず努力しています。最後に、これまでの目覚ましい発展を基に、近いうちに迫ってくる宇宙時代をリードすることを願いながら、これで終わりにしたいと思います。

 

https://www.industrynews.co.kr/news/photo/201912/35679_30527_3534.jpg

error: Content is protected !!